勧喜院聖天堂(国宝 妻沼聖天山(めぬましょうてんざん)本殿)

埼玉県熊谷市にある勧喜院聖天堂は、保存修理工事の後、平成24年に国宝に指定されましたが、囲碁にも関わりがあります。

写真01_勧喜院聖天堂
写真01_勧喜院聖天堂

写真02_彫刻(西面)
写真02_彫刻(西面)
中央に布袋様と恵比須様の囲碁の彫刻があります。

写真03_布袋様と恵比須様の囲碁
写真03_布袋様と恵比須様の囲碁
布袋様と恵比須様の囲碁を大黒天様が見学しています。

写真04_熊谷本碩と本因坊道策の碁盤面
写真04_熊谷本碩と本因坊道策の碁盤面
「碁盤面の修復では、碁石の採色がすっかり剥げており、対策に苦慮していました。
この場面に相応しい対戦譜として、日本棋院の関係者が、熊谷本碩(熊谷出身)と本因坊道策の棋譜を探し出し、その棋譜を再現したのがこの碁盤面です。
平成24年には、勧喜院の書院で、第67期本因坊戦の第2局が行われ、山下圭吾九段(当時本因坊)に井山裕太九段(当時天元)が挑戦しました。」(勧喜院パンフレットより)
また、恵比須様が打とうとしている手は115手目で、「イイゴ(良い碁)」を意味するとのことです。

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